プリ小説

第6話

心配…
中島side

ビックリした。

飲み物を買いに行くって言って楽屋を出たあと随分時間がかかってたから “まさか” と思って取り敢えず近くの自販機に行ったら山が壁にもたれて荒い呼吸をしていた。

『やばい!』
そう思った時には山は立とうとしていて案の定ふらついていた…
俺が一歩遅かったら倒れてたと思う。

いや……倒れてた。

触れた体は来た時よりも熱くて今にも溶けちゃいそうな程に体温が上がっていた。

本当は、撮影なんて延期してもらって山はゆっくり休んで欲しかった。
けどそれを提案した所で山は納得なんてしない…。


彼は “人一倍努力家” で誰よりも “プロ意識” を持ってたから。


『グループのエースをやらせてもらってるんだ。だから生半可な気持ちで居られるわけなんてないでしょ?笑』

『誰かに出来れば俺にも出来る。』

『出来る出来ないじゃない。やるしかないんだ。』


彼はスラスラと強い言葉を口にする。
俺に言えない言葉まで言ってのける……それも言うだけの口だけの人じゃないんだ……。

“それを実行する。”

彼は本当にプロ意識が強いんだ……





ガチャッ
伊野尾「おー!裕翔おはよっ!」

髙木「おはよ!」

薮「おはよー」

岡本「裕翔!おはよっ!」


俺が楽屋のドアを開けると大ちゃん以外のメンバーは揃っていた。
皆にいつも通りに『おはよー!』とだけ返して山の荷物と自分の荷物を静かに持ってドアを開けようとした……


中島『……』

知念「まって?」コソッ

中島『…?知念?』コソッ

知念「……涼介…なんかあったの?」コソッ

中島『あー、うん。ちょっと……』コソッ


熱が……って言おうとも思ったけど山とは内緒にしとく約束をした手前言えない…!
少し答えに困って目を泳がせてしまった…。


知念「……ん。なるほどね。分かったよ。」コソッ

中島『ぇ?』コソッ

知念「あえて口にはしないよ。どーせ涼介の事だし?」コソッ
「ゆーてぃー口止めされてるんでしょ?笑」コソッ

中島『知念……』


どうやら知念は何もかも気づいたらしい。
けど、察してくれてなにも言わないでくれた……。


知念「時間になったらゆーてぃーのスマホに知らせるよ。」コソッ
「皆にはテキトーに言っとくから!」コソッ

中島「ありがとう……」
ガチャッ


知念のお陰でなんとかなりそうだ。
楽屋に来る前にスタッフさんに空き部屋の許可は取ったから後は山を迎えに行くのみ!!

山……大丈夫かな、?




中島『?!?!』
『山?!』


少し走って山の所に向かうと山が倒れていた……、
思わず駆け寄ったけど息はさっき以上に荒くて苦しそうにしてた…

……このまま撮影なんて出来るのか?


中島『と、とりあえず!』
『山〜、少し揺れるよ……、?』


山をおんぶして空き部屋に急いだ……。




シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

ひよこ🐤
ひよこ🐤
皆様!!こんばんわっほい!!!ひよこ🐤ですっ!!! ……はい、ごめんなさい。笑 えっと、この度ひよこ🐤はデータを移し替えることにしました! なので今、連載中の『ねぇ、好きだよ?』と短編集はそちらで引き継ぎます!! この垢は三日後には消そうと思ってますので引き続き読んでいただける方は新しい垢を見てくださいね(´ ˘ `∗) お手間を取らせてすみません(^ω^;);););) 新しいアカウントのプロフィール画像を乗せておくのでそちらをチェックして下さい! 探すのが大変かな?と思うので私専門のハッシュタグを付けさせてもらいました! #美音のお話部屋 です! ネーミングセンス0なのは触れないで下さいね?!← では、突然のお知らせに目を通して頂きました皆様ありがとうございます。 作者 ひよこ🐤