第3話

#入学式と自転車 2
48
2021/05/24 08:30

わたしはそっと手を出して、その上に乗せ

た。

冷たい水が、手のひらに流れ落ちてくる。ち

ょっと染みるけど、我慢だ。

今更だけど、この状況が恥ずかしくなってき

た……。

初対面の男子の手に触れるなんて、いつもの自分じゃ考えれないシチュエーションで、顔

が熱くなってくる……。
you
you
(いやいや、これは手当だから!落ち着けわたし!)
わたしは動揺を誤魔化すように、かばんから

ティッシュを出して、洗った所を吹いてく。
you
you
(そういえばこの人『入学式の手伝い』って言ったよね?って事はやっぱり先輩なんだ。)
先輩はわたしの吹き終わるのを待って、ばん

そうこうを貼ってくれた。

絆創膏を持ってるなんて、マメな人だなぁ。

わたしの周りの男子ではそんな人居なかった

気がする……
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
これで完璧だ✨
大丈夫ですか?立てます?
立ち上がった先輩は、手を出してきた。しか

も怪我をしてない右手の方に。
you
you
(気遣ってくれたのかな?)
ってなんだかちょっと嬉しくなっちゃった。

その手を取ると優しく引っ張ってくれて、収

まりかけた心臓がまた

"ドキドキ"

した
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
あ!
先輩の突然の大声に、びっくとなった。

今度はなに!?
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
君、もしかして新入生ですか?
you
you
そう、ですけど……
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
時間!大丈夫ですか?
わたしはスマホをチェックする。
you
you
(わっ、もうこんな時間!?)
you
you
(走って間に合うかな?)
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
後ろ、乗って行きます?
慌てるわたしに、先輩はそう声をかけてき

た。
you
you
(後ろって、自転車の後ろってことだよね?)
you
you
いやっ、でも……
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
遅れそうなんですよね?((半分圧
you
you
はい…
先輩は自転車にまたがって、わたしが乗るの

を待ってる。
you
you
(いいのかな……?手当してもらっただけじゃなく、送ってもらうなんて、迷惑じゃないかな?)
ちょっと迷ったけど、このままじゃ遅刻しち

ゃう。

わたしは意を決して、先輩は後ろに乗った。
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
しっかり捕まっててくださいね
先輩はちらっと振り返って言った。

にこって笑ってそう言ったのは、わたしを安

心させようとしているから見たい。

さっきからそうだ。怪我の手当してくれる

し、送ってくれるし。

きっと優しい人なんだね。




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なく🍭
なく🍭
ちゃぁんとやろ♡♡
主
キモゴホンスクールお疲れ様(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)っ🍵
なく🍭
なく🍭
おい💢(   >A<)ノシ))˙-˙)ペチペチ
主
行ってぇ
村瀬 瑠宇
村瀬 瑠宇
あっ殺りあいしてるんですね!僕も参加しますッッ!!
主
もうやだぁぁぁぁぁ!!((
おつふうか

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