ともside
あのあと散々泣きじゃくって
他の人たちも起きてきて
落ち着いてから全てを話した
本当に全部
貴族だったこと、ゾミーたちのこと、研究所の事
どうしたらいいか分からなくてここきました、
と言って黙り込んで数秒後
雪だるま…バステンさんが口を開いた
広いですからあそこはと、続いた
スライ国は極東にある、最も広い国である
そして、ともたちが暮らしていた国だ
その衝撃で鍵が壊れたから逃げたんだ
あちゃみさんがそう言った
1人で住むには広すぎる
へ?
根本を倒して弟さんたちに会いに行こうや!
この人…根は優しいんだな
貴族は王と共に国を支える義務がある
ん?
クミさんが撃った矢は窓を通り、その先の木の木の実を落としていた
うん…どうやらすごい規格外な人たちと手を組んでしまったらしい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。