こうして兄と弟の合同作戦が開始された
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みんなが映画館から出ようとした時、トド松が焦ったようにみんなを呼び止めた。
トド松は目を伏せながらそう言った。
俺はどういうことかさっぱり分からなかった。
最初はやっぱりよく分からなかったけど、だんだん理解すると何だか怖くなってきた。
裏をかかれている気がして背筋がゾッとした。
今はトド松が気づいてくれたから良かったけど、何も気づかずに、ばーっと強行突破してしまうクセのある俺達は、頭脳戦のあつしに勝てるのかどうか………心配になってきた。
一松の問いかけにカラ松が反応した。
俺達は、その場所へ向かった。
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やはり返事はなかった。
6つ子は、大声であなたに呼びかけた。
やっぱり違うかったか…そう思った直後のことだった。
あなたは6つ子に会えた安心感でいっぱいで、必死に6つ子にしがみついた。
6つ子は突然のことに真っ赤になってしまった。
そう言ったとき…
あつしくんが現れた。
あなたは首を振って、びくびくしている。
無理やりあなたの手をぎゅっと掴んだ。
あつしくんの顔からすっと光が消えた。
俺は必死に止めた。
もうダメだ。そう思った時だった。
バシッ!!! ̄
ゴンッ! ̄
バコン! ̄
それから
あつしくんは突然の攻撃に対応できなくて、倒れてしまった。
6つ子とあなたは無事に家に帰ることが出来た。
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(あつしくん編終わりEND)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。