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第104話

Ryuichi 2
311
2022/07/02 11:37



「濱家さん、!」



「あれ、また来た。」



「あの、えっと…、」



「ん?」



「今日、あの、」



頑張るって決めたのになかなか言い出せない。



「おっけ、ちょっと出よか。」



「え?」



見かねた濱家さんが、私の腕を引いて人気のない廊下に連れ出してくれた。



「他の奴おると喋りにくいんかなと思て。」



「ありがとうございます…」



あーこういうとこが好き…。



「ほんで?」



「あ、すいません、えっと。」



よし、今なら言えそうな気がする。



「ご飯、一緒に行ってもらえませんか…?」



よし、恐る恐るだけど、言えた。



「ええやん、行こ行こ。今日?」



「え!いいんですかっ?」



「逆になんであかんの。」



キラキラの笑顔を向けられて、思わず鼓動が速くなってしまう。



「ありがとうございますっ…」



「今日でええの?」



「はい!いつでも!」



「わかった、店予約しとくな。」



ご飯の約束ができたところで、濱家さんはスタッフさんに呼ばれて行ってしまった。



やった!濱家さんとご飯!嬉しい!



リリーに背中押されてやっと言えたよ。