A「誰がやったんだろうね、、、酷ぉーい」
思わずAの肩を掴んだ
B「ちょっ!!!!何やって…」
その時Aがわざとらしく倒れ込む
A「いった!!!!何すんのよ!」
C「大丈夫!?あんた何してんの!?」
A「いたい」
嘘だ
嘘くさい演技
私に手を出したのはあんたでしょ
クラスの女子「あなたちゃん、それはひどいと思うよ」
「そうだよ、Aちゃんがやったなんて証拠ないのに」
クラスの男子「そもそもお前が自分でやったんじゃねぇーの?てかなんで俺らの連絡先知ってんの?キモイんだけど」
「帰れよ!!!!」
「消えろ」
「かーえーれ!かーえーれ!」
誰かが手拍子しながらいう
クラスの皆も
帰れコールが教室中に響き渡る
そうだ
結局自分がやられるのが嫌だから
みんなと同じことして
みんなで
ダッ
空気に耐えれなくなって教室を飛びたした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。