5分ほど前────
重岡side
澤邑のウサギにも勝る聴力で
小瀧とあなたを尾行し続けています
重岡(&その他)です
今はあなたと小瀧が試着室の前で一悶着してます
重「あの2人なんつってるん?」
響「あなた『こんな女々しいの着れるかっ』
小瀧『女なんやから女々しいなんかあるか』
あなた『絶対似合わへん』
小瀧『着てみなきゃ分からんやろ』
あなた『はぁ、着たらすぐ脱ぐからな』
小瀧『はよ着てこい』」
神「あ、あなた入った」
濵「ほんまに聞こえてんねや、
すごいなぁ澤邑」
響「ははははは
聴力を磨くんだな」
中「何で上からやねんw」
藤「あれをプレゼントしたら
結構喜ぶやろ」
重「あなたはプレゼントとか
要らないってタイプやけどな」
響「前にあげたら要らないって言われて
ショックやったからな」
神「俺も言われたことあるわw
ごめん、要らんわ、って」
藤「俺は喜ぶと思う」
響「掛けるか?」
藤「掛けへん」
響「つまんねぇ奴」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。