小「なぁ、まだか?」
あなた「、、、いや、やっぱ無理や、」
小「着たん?」
あなた「着たけど、」
小「じゃあはよ出て来いや」
あなた「やめる」
小「は?」
あなた「服はかわええよ?
でも、全っ然似合ってへん、、」
小「はぁ、はよ出て来んと開けんで?」
あなた「アカンに決まっとるわ!
開ける!開けるから!」
あなたは試着室から出てきた
長Tシャツ、ジーパン、、、
男みたいな格好やったあなた
今目の前に居るのは、
女らしい格好になった下を向いてるあなた
分かりやすく照れてる
服の裾を掴んでる
小「なんで下向いてんねん」
あなた「恥ずいから、」
小「ふっw
似合ってんでちゃんと
顔上げてや」
あなた「、、、笑うなや?」
小「笑わんよ」
ゆっくりと顔を上げた
真っ赤な顔をしとった
小「、、、、」
あなた「何か言えや、、」
小「よう似合っとる
可愛ええよ」
あなた「、、、褒めんな、」
小「何か言え言うたのそっちやろ」
あなた「、、、もう脱ぐ、」
小「いや、着てたらええやん
そのまま」
あなた「こんなとこ知り合いに見られたら嫌や!」
小「別にええやん
付き合うてんのみんな知っとるんやし」
あなた「ゔ〜、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。