運ばれてきた朝食を食べていると、
トントンッ
ノックが聞こえた。
看護師さんかな、、、って思って
どーぞーって言ったら、
よぉ ってマホトが入ってきた。
マホトが朝苦手なのは動画でもこの前の会話でもよく分かっていたから、まさかこんな早くに来てくれるとは思ってもなかった。
__なんだそれ。嬉しすぎる笑
こーゆーことサラッと言えちゃうと
こがカッコイイのよね。__
照れ隠しにちょっとふざけてキャハッとか言ってみた笑
ちょっと話して朝食食べ終わると
マホトがね。
こんなこといい出したんですよ。
倒れて入院してから1回も外でてなくって行きたい気持ちでいっぱいだったけど、、、
歩いちゃいけないんだよね、、、
歩けないわけではないんだけど、
なるべく負担になるようなことはしないでって。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!