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第54話

「回復」
 和桜said
 手術から一週間の今日、あたしは無事に退院できる。やっと体を動かせることに喜びを感じる。
流川和桜
流川和桜
 先生、今までありがとうございました。
病院の先生
 いえいえ。和桜さんの回復力は凄いですね。
流川和桜
流川和桜
 よく言われます。


………では、
病院の先生
 お気をつけて、帰ってください。
流川和桜
流川和桜
 はい。
 あたしは病院を出た。
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 バッグの中からスマホの着信音が聞こえてきた。スマホを取り出し画面を見ると統牙の名前があった。
画面をタップして電話にでる。
流川和桜
流川和桜
 もしもし。
八神統牙
八神統牙
 今から倉庫に来れるか?
流川和桜
流川和桜
 うん。ていうか向かってる。
 統牙の声に安心を覚える。
八神統牙
八神統牙
 そうか、じゃあ待ってる。
流川和桜
流川和桜
 了解。じゃーね。
 話終えて、あたしは電話を切った。
 病院から倉庫まではまあまあ近いが、今日は車が多くて時間がかかる。
あたしは近道しようと路地裏に入った。
 昼間でも路地裏は薄暗く、不気味な雰囲気をかもし出している。
不良
 おい。
 いきなり声をかけられた。
流川和桜
流川和桜
 あ?なんだよ。
 振り向くと、数人の男がいた。
不良
 ここ、俺たちの陣地なんだけど。
勝手に通られるのは困るんだが。
流川和桜
流川和桜
 勝手に困ってろ。(ボソッ)
不良
 あ゛?なんだと、てめえ!
不良
 女だからって容赦しねぇぞ。
流川和桜
流川和桜
 あたしを誰だと思っていってるんだか。(ボソッ)
不良
 行くぞ、お前ら!
不良
「「おぉぉぉぉお」」
 あたしは相手の攻撃を確実に避け、動きの癖をインプットする。
流川和桜
流川和桜
 あたし今急いでるんだよね。
 そう言って、拳や蹴りを繰り出した。
─数分後。
 目の前にいたやつは地面に倒れている。
ハハッ。
威勢が良いのは最初だけ。ダサいね。
流川和桜
流川和桜
 まあ、いい準備運動になったからいいか。
 ここにまた、最強の不良降臨。