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第1話

#001
◇ Yoshinori Side ◇







寝息を立てては眠っているその横顔を

指先でそっとなぞる。







擽ったそうに微笑んでは

また寝息を立てるあなた。















月明かりが漏れるカーテンの隙間が気になっては

寝ているあなたの隣からそっと抜け出し

カーテンを開けた。







街も星も、木々でさえも眠る深夜に、

不気味な程に大きく

心做しか赤く染まっている月。















こんな夜は、どうしても疼いてしまう。