じみんくんの裏を知って閉まってはや数日。
なんにもなかったかのようにちゃくちゃくと文化祭の準備は進む。
🦁「あなた〜!このやつってどこにやるんだっけ?」
あ、そうそう、この人最近文化祭の準備を通して仲良くなったほかのクラスの てひょん君。
『あ〜、それは体育館だな!』
🦁「そっか!ありがとう!」
なんて言ってめっちゃ手振ってくるやん( ˙-˙ )☜まぁ嬉しいけど
すると横で
🐥「あれ彼氏?」
『ひっ!』
🐥「ちょ、そこまで驚く?笑笑」
『出た……妖怪ッ!』
🐥「ちょ、失礼なッ!笑笑」
『でも、じみんくんの裏を知って……』
🐥「あなたさん?😊」
『あ、やっば…』
🦁「あなた〜!」
『あ、てひょん!どうした?』
🦁「これ、先生があっちに飾れって!」
『ああ、ありがとうね』
🦁「ねぇねぇあなた、隣にいる餅みたいな男の子誰?僕のことすっごい睨んでくるんだけど、、」
いやちょまてよ( ˙-˙ )
てつお、それ以外は口を滑らせたとしても言わない方がいいと思うぞ、、
だってほら、
🐥「ねぇ、あなたこの人ってあなたのなんなわけ?」
『え、えと、』
🦁「僕?僕はね!あなたの友達以上恋人未満だよ、!」
え、ちょっと待って( ˙-˙ )
それ意味間違ってない?お?( ˙-˙ )☜
🐥「へぇ〜、そうなんだぁ😊」
ほら、めっちゃ怒ってるじゃん☜
🐥「んじゃあ、君に友達の枠あげるからさ……」
🐥「僕に恋人の枠ちょうだい?」
………ん?こいつは何を言っているのだろうか( ˙-˙ )
ちなみにそのあとの てつお(5)の回答は
🦁「え〜、なんか僕のほうがレベル低いじゃ〜ん」
え、レベルってなに?お?( ˙-˙ )
これをゲームだと思ってるのか?お?( ˙-˙ )
🦁「まあ、いいや!んじゃ、僕友達役ね!」
🐥「……は?これ、おままごとしてるわけじゃないんだけど……」
🦁「え?違うの?」
🐥「あ、まじか……笑笑」
じみん君よ………
もう気づいてしまったか……
そう、この男、てひょん君は
極度の天然です___
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。