第134話

会議室で

2,058

2021/06/10 23:56

阿部先輩

あの、先輩、

渡辺先輩

どうした？

阿部先輩

少し、お時間いいですか？

渡辺先輩

何かあったか？

阿部先輩

少し、




(亮平side



やっぱり、聞かなきゃ、


別に渡辺先輩のことを疑ってる訳じゃないけど...




(あなたの下の名前side





亮平と先輩、なにか話してる...



何かあったのかな？...









@会議室

渡辺先輩

どうした？

阿部先輩

あの、単刀直入にお聞きします、

渡辺先輩

おう、

阿部先輩

先輩、今日、あなたの下の名前と出勤しましたか？

渡辺先輩

え...？なんで？

阿部先輩

違ったら申し訳ないんですけど、俺、最近思うんですよね、なにか2人だけの秘密があるんじゃないかって...

渡辺先輩

....

阿部先輩

ごめんなさい、急にこんな話して。
渡辺先輩のことを疑ってる、とかそう言うことはないので安心してください。
ただ、僕の勝手な思い込みなので

渡辺先輩

阿部..

阿部先輩

はぃ...？

渡辺先輩

もし、俺が中川と付き合ってる、って言ったら、お前はどうする？

阿部先輩

..えっ...、

渡辺先輩

で、中川が俺のとこ行くって言ったら...

阿部先輩

...ちょっと待ってください、え？..

渡辺先輩

深く考えなくていいよ、(笑)
もしもの話なんだから

阿部先輩

...少し、考えてもいいですか？
帰りまでに答え出します

渡辺先輩

ん、わかった(笑)




(亮平side




どうして、あんなこと聞くんだろう...


先輩、俺らのことしってるからなおさら怖い...



あなたの下の名前、離れていかないよね？...





とにかく、考えなきゃ

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第135話結論

みー⛄💛💜🤍🩷🖤❤️💚🧡💙⛄

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。