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👩「んじゃ!また明日ね」
『おう!』
『じみん、帰んぞ』
🐤「はー、またお前とかよ」
『ん??嫌なら帰らなくてよしこ( ˙-˙ )』
🐤「いや帰る( ˙-˙ )」
『はやくして』
知ってるよ?
じみんが面倒くさそうにしてても
私と帰る理由を___
『じゃあまた明日ね』
🐤「おう、」
🐤「あッ」
👧「じみん君じゃない、あなたを今日もありがとう」
『ッ...』
🐤「全然です!」
👧「めんどくさい時は一緒に帰らなくてもいいからね笑」
🐤「こいつと帰るの楽しいんで、笑」
👧「そう? 良かったわねあなた?」
『う、うん』
🐤「じゃあ俺失礼します」
👧「気をつけて帰ってね」
🐤「はい!」
そうやってじみんは、顔を真っ赤にしながら帰っていく .
だって、じみんの好きな人は
私の ’’お姉ちゃん’’ でしょう?___.
態度とか表情とか見てたら分かるし、
私なんか見えてないんだろうなって
私と一緒に帰る理由も
お姉ちゃんに会えるかもしれないっていう期待があるから。
そんなのとっくに
知ってたよ__.
👧「じみん君 可愛いな~?」
わざとらしく私に言ってくるお姉ちゃん .
👧「あんたなんか眼中に無いわね?笑」
『ッ...』
’’可哀想に’’___.
👧「これ捨てといて」
そうやって投げられたのはゴミの入った袋
👧「あたし今からほそくの家に行かなきゃ」
『人の気持ち踏みにじるんだね、』
👧「なんか言った?」
👧「言っとくけど じみん君は私を見てるんだからね?」
『それがなに』
👧「勘違いしてるんじゃないかと思ってね?」
『心配しなくてもしてないから』
👧「あっそw」
そのままお姉ちゃんは ほそくさんの家に行った。
投げられたゴミ袋を捨て場に持って行って
家へ帰る。
じみんはきっと知らないんだろうな
お姉ちゃんが ほそくさんと付き合ってること___.
next . 私とお姉ちゃんの関係
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。