第28話

夜の江戸
1,528
2021/01/22 15:37


その日の夜…



新吉は建物の屋根の上で満月を眺めながら黄昏ていた




お丸「…新吉親分…」



あべぞう「くぅん…」




お丸やあべぞうの心配の目を向けられながら





その時、お丸達がいる道を挟んで左手に何者かが飛んできた




?「………」



新吉「…!?誰だ!!」



お丸達からはその者の姿が見えない



お丸「新吉親分…!?いったいどうしたっていうんだい!」




新吉はお丸とあべぞうを庇うように下に降り、その者を見つめる




新吉「名を名乗れ!!!」


































?「……私は夜桜と申します。」

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