数日後……
お丸が営む団子屋は相変わらず活気がなくなってしまっていた
江戸っ子「お丸さんどうだって?」
江戸っ子「ダメだ…すっかり寝込んじまったらしい。」
江戸っ子「お丸さんの顔を見なきゃこっちもやってらんねぇってんだ…」
そう言って江戸っ子達が団子を頬張っていると…
?「す、すみません!」
江戸っ子「お?」
どこからか可愛らしい女子が団子屋を訪れた
江戸っ子「かーまぁたこりゃべっぴんさんだなぁ?」
江戸っ子「お丸さん呼ばんとなぁ…おーい!お丸さん新しい客人さんやで〜!」
江戸の街の人達がわいわいしてるのをその子はオドオドした様子で見守っていた
そんな女子の隣にあべぞうが寄り添っていく
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!