としみつ side
朝になり、あなたと一緒にスタジオへ行く .
あなたは昨日と比べるとまだ明るそうだが、やはりどこか暗い様子だった .
そうこうしているとスタジオへ到着 .
中に入るとメンバーはあなたが来たことに驚きつつ喜んだ .
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と「あのさ…あなたからちょっと話があるらしくてい?」
虫「どうしたの?」
俺が声をかけTV前の長机にみんな座った .
あなた「あ…すいません、忙しいのに」
り「全然いいよ!」
て「どした?」
あなた「お兄ちゃんにもまだ言ってないんですけど実は昨日学校で…」
あなたは昨日あった出来事を俯きながら話してくれた .
と「はぁ…お前そんなことあったのかよ…大丈夫?」
あなた「別に今まで気にしてなかったけど今回はちょっと怖かった」
り「あなたちゃん話してくれてありがとね!」
虫「俺らあなたちゃんのこと好きで呼んでるし目障りとか全く思ってないから」
と「俺のせいでごめんな?」
そう言うとお兄ちゃんのせいなんかじゃないと今まで堪えていた涙を一気に流した .
と「うんうん…辛かったな…」
ゆ「俺らがいるから大丈夫だよ」
し「いつでも頼って?」
あなたは泣き顔を手で覆いながら頷いた .
と「じゃあ…もう大丈夫か?」
あなた「うん!皆さんありがとうございました!撮影してきてください!」ニコッ
り「やっぱあなたちゃんは笑顔が1番いい」
て「これからも笑顔でいてね!」
そして俺らは撮影へ行った .
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その後バディさんがあなたの気持ちなどを聞き、より落ち着かせてくれ次の日にはあなたは笑顔でいつものあなたに戻っていた .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。