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第1話

だいいちわ。
396
2019/12/10 15:53
高校の入学式の日 。

朝に弱い私は初日から大遅刻。

起きた時点で 8時30分。
あなた
もうやだああああ…
私は猛スピードで準備を済ませた。

自宅から高校までは自転車で30分。
ピコンッ
あなた
やっぱり…
私は画面を見る前から通知の相手が分かった。
うい
ちょっとあなた!!
初日から遅刻はだめだって!!
まだ寝てるの!?早く起きて!?
式始まっちゃうよ!?
ういは幼稚園からの幼馴染。
人見知りで朝の弱い私を心配して
高校も一緒の所に入学してくれた。
今携帯を確認したらういから100件ほど
メッセージ と 着信 。 ごめんね…。
あなた
今起きた…。
ごめん…。
うい
9時40分から式始まる!
まだ間に合うから急げ!!!
今は9時 。
自転車飛ばせば間に合う。
とにかく私は急いだ。
あなた
はぁ…。
学校の駐輪場に到着したところで
私は今世紀最大くらい最悪な事に気づいた。
あなた
あああああああああ!!!























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