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第10話

ニセモノ9

烏野高校に影山が入ったことを知った青葉城西おれたちは練習試合の話を持ちかけた。


目的はもちろん影山。



だけど、



試合前、影山と一緒に話してるアイツを見た。

烏野むこうは俺に気づいてなさそうで、アイツも髪の毛を下ろして、中学の頃の俺が好きだった……いや中学の頃から好きなアイツだった。




アイツは校舎裏へマネージャーと行っていた。
気になって見に行ったら、メイクしていた。




まだアイツは男子バレー部として出ているのか。



高校でも……アイツは、あなたは試合に女子として出れないのか。

ツラさは分からない、でも、ツラいってことは見てて分かる。








アイツはやっぱり男子とも張り合えるくらい強くって、スパイクもレシーブもレベルが上がってた。



アイツは試合前に矢巾さんとかに目をつけられてて、美男子とか言われてた。


俺は何故かアイツが女子って知っているのが俺だけだという優越感に浸っていた。
確証はないのに、アイツと知り合いなわけでもないのに。




アイツに想いを寄せてるのは俺だけじゃないと分かった。
影山も試合中アイツのことすごく気にかけてるのが分かって、嫌なくらい心臓が締め付けられる。



俺は学校も違うし、話したこともない。




影山は学校が同じだし、話したことも触れたこともある。





勝てるわけがない、俺はそう決めつけてしまっていた。
でも、それでも好きでどうしようもなく執着してて。



アイツじゃないといけない気がして。
せめて話すくらいはしないと後悔すると思った。






だから俺はアイツに話しかけた。


案の定不安そうな顔をしていた。
バレたと思ったのだろう、顔が真っ青だ。




でも、これはまだ言わない方がいい。
そう思ったから言わなかった。



その代わり
「じゃーな、インハイで」



そう一言伝えた。
返事してくれた。



柄にもなく表情筋が緩む。
金田一に呼ばれてたから早足で向かう。



「やっぱりアイツは女だ……じゃなきゃこんなドキドキしない。」

そう呟いて



金田一にこんな顔見られたくないな。
とか思ったりしながら。

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