第14話

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2021/08/27 10:00
sana
sana
怖いことあった?


泣きじゃくる私の背中を撫でながらいってくれる。



小さいときからずっと唯一のたよりどころだった。



安心していられる。



でもだからこそ急に不安になる。



you
you
……逃げてきちゃったのッ、
you
you
…どうしよ、わるいこと、しちゃったッ
sana
sana
学校はちゃんと行ったの?


小さくうなずくと背中に手が回ってきて抱き締めながらとんとんしてくれる。



優しく、小さい時にしてくれていたみたいに。



sana
sana
偉いじゃん、何にも悪いことじゃないじゃん
sana
sana
いい子だよ
sana
sana
自慢の妹だよ、あなたは
sana
sana
優しくて賢くて可愛くて、どこにつれていっても恥ずかしかない
sana
sana
そんなに自分のこと責めなくていいから


そのあともずっと20分くらい泣いてた。


その間背中に回った手は同じテンポで叩いてくれる。













しばらくして落ち着いたから顔をあげてみると、



ニコニコ笑顔のサナちゃんがいた。


sana
sana
あいぐぅ、まさかあなたからサナちゃんなんて呼ばれる日がまたくるなんて……


小さいときはずっとサナちゃん呼びだった。



思い出すと悪い思いでばっかり。



you
you
おんにじゃないと……
sana
sana
えー、サナちゃん可愛いのにぃ
you
you
気が向いたらㅎ


「えぇー、」何て言いながらもニコニコしてる。


どっちがいいんだ……?


sana
sana
よし、じゃあオンニが可愛い妹のためにキムチチャーハンつくってあげよう!
you
you
ほんとに?
sana
sana
嘘だと思う?ㅎ


やっぱりニコニコしてて可愛い。


鼻も高くて目もおっきくて美人。


you
you
私も手伝うㅎ
ずっと隣にいてほしい。
























dino side






泣きながら走っていく彼女の後ろ姿をみて追いかけようとした。




けどそれは彼女の恐怖心を大きくするものだって4人とも分かってる。






soonyoung
soonyoung
仕方ないよ、俺らが無理やり近づきすぎたんだから





それはそうだった。


あの日、あの人に声をかけていなかったらこんなことにはならなかった。



けど、ほっておけない。




ほっておいたらどうなるんだあの子は。




una
una
……私たちに話してくれるまで黙っとくしかないよ
una
una
別に誰も悪くないんだから


その日は結局どこも行かずにそのまま帰った。









部屋に着いてベッドに寝転がる。


今隣の部屋にいると思うともどかしい。






何があったのか、自分達に話してみてほしい。


怖いことはしたくないから、怖かったこと話してほしい。



ただ、守ってあげたいだけだから。























논です✌️


やっとディノちゃんとあなたちゃんとの1つ目のアクション♪


まだまだたくさんアクション起こす予定です📅


楽しみに見ていただけるとうれしいです😃


またいつか出没します👔


안녕🖐

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