…あなたにもよく言われたな、
「溜め込みすぎんな」 か 、
全部あいつが聞いててくれてたもんな…
俺はバブにまたがって気分晴らしに走った 。
俺は一体何をすればいい?
なんのためにここに来た ?
あなたside
私はいつもどうりの時間に朝起きて皆の元へと向かった 。
楽しい事が日常になっている 。
今の私の人生 。
2人が出ていった
まぁ部屋でゴロゴロしてますか…
私はぼーっとして考え事をし始めた 。
夏油先輩がいなくなってからきっと半年くらいが経っている 。
長いような短いような…
沢山優しくしてもらったからなぁ、
沢山 、 優しく …
昔にはそんな奴ら居たっけな…
…もう顔も名前も… 声も覚えていない 。
全部、忘れた ____
.
…?
今のは…何、 ??
あるはずもない記憶が遡るかのように…
全てを見透かしたようにその人は話していた 、
ズキッ
胸がキュッといなくなるのを感じた 。
♡×1970
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!