自室に行って、パソコンを開いた。
中三の時に買ってもらったパソコン。
まだまだ使える。
すると、いろいろな病院のホームページが出てきた。
だが、どれも奇病に関するホームページはなかった。
そんな中、とあるホームページに目がいった。
そのホームページは、明らかに他のものと違う雰囲気を漂わせた。
ホームページを開いてみると、他のものと違う雰囲気を漂わせた。
ーようこそ、「紅蓮背徳病院」ホームページへ。
当病院は、つい最近、「背徳奇病練」という、なの、奇病練を立てました。
奇病にかかってしまったあなたを、保護する、言い替えれば、介護する場所。
こんなことしか出来ませんが、宜しければ、当病院にお申し付けください。ー
…そこで終わっていた。
ここで、自分はもう、心の中で決意していた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。