ピロンッ
2人の姿を眺めていた時
ふと携帯がなった
海人さん"今日、時間ある?"
やはり まだあの時の事を待っていると思うと
すごく申し訳なを感じた
それとともに ずっと心配して待ってくれていた事に
少し嬉しさを感じた
人の温もり・温かさ
全てがあなたの心に響いていた
あなたの口から出てきた言葉 "助けてくれる"
あなたからの初めてのSOS
北斗は嬉しさを感じていた
いつも聞いていた "俺がいるから"
だけど、今回の"俺がいるから"は少し特別に感じた
"俺がいるから"
あなたの頭の中には北斗の言葉がずっと繰り返されていた
即座に表情を変えてその場の雰囲気を変えた北斗
まるで仮面を被ったかの様だった
その変わりようにあなたは驚きを隠せなかった
あなたの笑顔が増え始め
SixTONESに新しい風が吹き始めた
でも この笑顔の裏には
まだまだ知らないあなたの隠された悲劇が
これからのグループ活動に影響してくる事を
この時はまだメンバーは気づいてなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。