仕事も終わり 帰り支度をして
2人はメンバーに悟られないように
時間をあけて楽屋を出ることにした
そして楽屋を出る際に北斗はあなたに目で合図を送った
そのあなたも 北斗からの合図を受け
少し楽屋に留まり 北斗からの連絡を待った
そして メンバーが帰るのと同時に
あなたも2人のいる場所へと向かった
"海人も来た こっちは準備OKよ"
北斗からのメールに気づかずに
待ち合わせ場所に向かうと
テーブルの上には美味しそうな食事が並んでいた
そしてにっこにこの笑顔で待っていた海人を見て
その笑顔につられらのか自然とえみがこぼれていた
そして まずは皆でご飯を食べた
口いっぱいにご飯を頬張る海人
美味しいはずなのに なんの反応もなく食べる北斗
そして 見るもの全てに興味を持ち
ゆっくり味わいながら食べるあなた
食事をしている間は 本題のことなんて忘れて
素直に食事を楽しんでした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。