第23話

車内
2,462
2020/06/20 12:42





そこから移動用の車に到着し


車に乗った順番に席に座った


今回の車はロケバスチックな車


奥から順番に


ジェシー| |きょも

北斗| |慎太郎

樹 あなた 髙地


という風に座った


















田中 樹
田中 樹
ってか、大丈夫なの?ここに座って
あなた

まぁ、大丈夫です……笑

髙地 優吾
髙地 優吾
でもさ、また触れちゃうけどよくこの世界に入ろうと思ったよね
あなた

え……

髙地 優吾
髙地 優吾
いや、いい意味で……!笑
あなた

あぁ……笑 なんか、散々な生活を過ごしてたのでメンタル強くなったかなーっと……笑 それに、本当に自分を変えてみたかったんです!父に見返したいというか……笑

田中 樹
田中 樹
すごいなー まじで尊敬するわ
髙地 優吾
髙地 優吾
俺も
あなた

いえいえ……笑












そんな事を話しているうちに車は出発した


しばらくすると 樹は自分の右肩が重く感じた


見てみるとあなたが寝ているということに気づいた


樹は肩枕状態になっているという事に気づくと


恥ずかしくなったのか顔が赤くなった















髙地 優吾
髙地 優吾
うわ、樹ずるいぞー
田中 樹
田中 樹
うるせぇよ!他のみんなに聞こえたらうるさいんだから
髙地 優吾
髙地 優吾
いや、他のみんなも寝てるから笑
田中 樹
田中 樹
え、そーなの?
髙地 優吾
髙地 優吾
ってか、あなたって本当に凄いよな
田中 樹
田中 樹
まじそーだよね 尊敬するわー
髙地 優吾
髙地 優吾
俺らがあなたを"救う"のか……
田中 樹
田中 樹
なに急に笑
髙地 優吾
髙地 優吾
いや、俺はさ今まで自分のことで精一杯だったから、あなたを救ったとしてそれがあなたにちゃんと伝わるのかなーって思って
田中 樹
田中 樹
あー でも、それはみんな思ってんじゃない?俺だってそうだし
髙地 優吾
髙地 優吾
いや、樹はちゃんと想いを伝えられてるじゃん笑
田中 樹
田中 樹
そしたらこーちだって、俺らの知らないところであなたと話してたじゃん笑
髙地 優吾
髙地 優吾
あっ……
田中 樹
田中 樹
まっ、これからどーなっていくか誰もわかんないし……
髙地 優吾
髙地 優吾
そーだよねー










2人はお互いあなたを見ながら


これからどうして行けばいいのか考えていた





















松村 北斗
松村 北斗
でも、なにか起こった時は絶対にあなたを責めたりするなよ
髙地 優吾
髙地 優吾
え、起きてたの?笑
松村 北斗
松村 北斗
まー途中ぐらいから?2人の話し声で目が覚めた
髙地 優吾
髙地 優吾
あぁ、ごめん笑
松村 北斗
松村 北斗
いや、大丈夫
田中 樹
田中 樹
でもさ、あなたが自分で自分を責めちゃったりしないかな
松村 北斗
松村 北斗
わからない……でも、絶対に俺たちが責めたら、またさっきみたいに崩れかけることは間違えない
髙地 優吾
髙地 優吾
芸能界って大変だなー……
田中 樹
田中 樹
え、一般人なの……?笑
髙地 優吾
髙地 優吾
ちげーよ笑
















窓に反射して映るあなたの寝顔


樹はそれを眺めながら


車が目的地に着くのを待った


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