次の日
今日の仕事は雑誌の撮影
いくつもの雑誌の撮影があり
あなたはだいぶ疲れが溜まっている様子だった
まもなく雑誌の撮影が始まる時
髙地が早めに起こし
あなたの表情はまだ眠たそうだった
その時 髙地が水を持ってやってきた
バンッ
髙地がなにか語りだした時
楽屋の扉がいきなり開いた
あなたもほかのメンバーも
楽屋がいきなり開く時は
決まって彼が来ることをもう理解していたのか
驚きもしなかった
あなたは突然の髙橋くんの質問に
なかなか理解することが出来なかった
あなたは髙橋くんの表情を見て
心がチクッとした
そして何とも言えない感情がわいてきた
髙橋くんが楽屋から出ていき
楽屋の空気は緊張感ではしっていた
自分のことを責めるあなた
この姿を見てメンバーは思った
"自分を責めるってこういう事か"と……
彼らは彼女の自分を責める姿を見て
これからどういう風に接すればいいのか
何となく理解した気でいた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!