ボーッと立っているあなた
あなたが立っているのは お墓の前
そのお墓に供えられいるのは
お饅頭と半分のハートがついたキーホルダー
そしてあなたもお墓も
降り注ぐ雨にうたれていた
数日後
マスクをして楽屋に現れた
そのまま机に荷物を置きに行き
携帯をいじりだしたあなた
たまに笑ったりして楽しそうだった
楽屋が和やかなムードの時
慎太郎とジェシーがやってきた
慎太郎があなたを見た時
何かを思い出したかのように聞いてきた
戸惑った表情をしながら慎太郎を見るあなた
携帯をいじっていた北斗もあの日のことだとわかると
みんなに気づかれないように耳を傾けた
あなたの方を見る北斗
だが あなたは北斗の方を一切見ようとしない
その様子に北斗は 何か1つの意志を感じた
和やかなムードに戻ってきた楽屋
ふとあなたと目が合った北斗
そして北斗はあなたに伝えるように頷いた
"あの事は誰にも言わず黙っておくよ"
それを見たあなたも返事をするように頷き返した
"ありがとう"
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どうも!作者のちびオタク.Hです!
この度、インスタグラム始めましたー!
はい フォロワー少な……笑
よかったらジャニーズについて語り合いませんか!?
小説から来ました! と言ってくれれば嬉しいです!
よろしくお願いしますm(*_ _)m
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!