第110話

希望の光
1,243
2020/10/19 12:22




次の日



6人での仕事が入った今




楽屋で仕事の時間までのんびり過ごしていた



みんないつもの様にそれぞれの時間を過ごしていた










森本 慎太郎
森本 慎太郎
なぁジェシー このゲームのさ……
ジェシー
ジェシー
いや、それはー……
森本 慎太郎
森本 慎太郎
え、すげぇ!なに、どーやってやんの?











ソファーに座ってゲームで盛り上がっている2人に対して



テーブルで静かに雑誌を読んでいる髙地きょもは



どこか暗かった










田中 樹
田中 樹
おいーっす
髙地 優吾
髙地 優吾
おう、おはよー
京本 大我
京本 大我
おはよー
森本 慎太郎
森本 慎太郎
あれ、珍しく早いね笑
ジェシー
ジェシー
でも俺より遅いから笑
森本 慎太郎
森本 慎太郎
あ、そっか笑
田中 樹
田中 樹
別にいいじゃん笑 間に合ってんだし笑
森本 慎太郎
森本 慎太郎
おう笑











それぞれに挨拶をして楽屋全体を見た後



樹は髙地ときょもがいたテーブルに近づいた










田中 樹
田中 樹
なぁ、北斗まだ来てねーの?
髙地 優吾
髙地 優吾
うーん、まだだね なんかあった?
田中 樹
田中 樹
え、なんで?
髙地 優吾
髙地 優吾
いや、ちょっと雰囲気変わったなって
田中 樹
田中 樹
そお?
髙地 優吾
髙地 優吾
うん笑
田中 樹
田中 樹
いつも通りだよ笑
髙地 優吾
髙地 優吾
いや、いつもいつもの樹だけど笑
田中 樹
田中 樹
なんだよ笑
髙地 優吾
髙地 優吾
ってか、北斗探してどーしたの?
京本 大我
京本 大我
確かに
田中 樹
田中 樹
いや、ちょっとね笑
髙地 優吾
髙地 優吾
なんだよ笑











北斗の姿を探している樹の様子に



少し疑問を抱いた2人だが



時に気にすることも無く撮影時間まで待っていた



普段ならメンバーの中でも早めに集合する北斗だが



今回の仕事では1番遅い様子



しかもまだ来ていないという事に



髙地ときょもの2人以外にもどこか不安を抱いた










森本 慎太郎
森本 慎太郎
ってか、北斗遅くない?
ジェシー
ジェシー
だよね それ俺も思った
田中 樹
田中 樹
いつもは早い方なのに珍しいね
京本 大我
京本 大我
……
髙地 優吾
髙地 優吾
なにか、あったりして……?
ジェシー
ジェシー
そんな縁起でもないこと言わないでよ笑
森本 慎太郎
森本 慎太郎
ほんとだよ笑











まもなく集合時間となるときに



まだ来ていない北斗に対して



不安が抑えきれなくなったメンバー



その時 楽屋のドアが勢いよく開いた



久しぶりに勢いよく開いたドア



メンバーみんなの頭の中には



あの可愛い後輩が浮かんでいた、が……










田中 樹
田中 樹
え、どーしたんっすか?
髙地 優吾
髙地 優吾
何かあったんですか?











楽屋に入ってきたのは



メンバーが想像していた人でもなく



まだ来ていない北斗でもなく










ジェシー
ジェシー
マネージャーさん?笑
森本 慎太郎
森本 慎太郎
すっごい息切らしてるけど笑
マネージャー
早く車乗って!!!!!!!
京本 大我
京本 大我
え、何でですか??
マネージャー
説明してる時間ないっ!車の中で説明するから早くっ!!荷物も持ってきて!!
田中 樹
田中 樹
え、このあとの仕事は?
マネージャー
日付変えてもらった!!もういいから早くっ……!!











相当遠くから走ってきたのか



整ってない状態で早く車に乗るように指示するマネージャー



みんなの脳内はプチパニック状態だったが



次のマネージャーの一言で



メンバーの脳内は完全にパニック状態となった












『あなたの意識が戻った……!!』










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