あなたversion
部活の時、ある人を見つけた。
その人は、バスケが上手くてかっこよかった。
でも、なんか見た事のある人だった。
聞いてみたかった。けど喋ったことない。
それに、声をかける勇気もない。
そうゆう所だ。私のいけない所は。
勇気がないから、自信がないから行かないって言うのが私の悩み。
なんで、私はこんなに勇気がないんだろうってずっーと思ってる!
そして、部活が終わり先輩達が帰って行った。
紅陽と片付けをしていると、誰かの声が微かに聞こえた。
紅陽は、気づいてないみたいだ。
誰かは、分からないまま帰ろうとした。
すると、誰かに呼び止められた。
振り向くとあの人達だった。ビックリして表情に出そうだったがグッとこらえた。
「お疲れ様!」
そう言ってくれた。私達の事ずっと見てたのかな?そんな風に思った。
そして、色々話して帰ろうとした。
すると、また呼び止められた。
次は、なんだろうと思った。
なぜか、恥ずかしそうに...
連絡先を聞かれた。
工エェェ(;゚Д゚)ェェエ工!!!!
どうゆう事!?!?
先輩に連絡先聞かれるとは...
思ってもいなかった事だった!!
紅陽も「いいんじゃない」って言ってくれたから、「いいですよ!」って言った。
とても嬉しそうだった!
なんか、正直私も嬉しかった。
そして、私は帰った。
心の中であの人の事がずっーと残ってる。
なんでだろう?
なんか、また会いたい...
と本心では思ってる。
でも...
叶わないよね…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。