翔目線
あなたの記憶が
数ヶ月で無くなる。
嵐、JUMPの記憶
ジャニーズの記憶
自分の記憶
家族の記憶
あなたはきっと
記憶が無くなるなら
嵐、JUMPにいない方がいいと
思ってるはず。
あなたの考えてることは
お見通しだよ。
たとえ
あなたの記憶が無くなっても
嵐は6人で嵐だし
俺は、ずっとパパだ。
記憶が無くなるからって
突き放したりしない。
毎日毎日
名前を言うし、
名前を呼ぶ。
あなたは嵐だよって言う。
あ「・・・パパー」
翔「ん?」
あ「どうしたらいい?
記憶なるなら
嵐とか、JUMPにいない方が
いいよね?
足でまといになるもん。
記憶が無くなるって怖い・・・
忘れたくないよ・・・」
俺は、抱きしめた。
翔「あなたは、ずっと
嵐だよ^^
パパとずっと家族だよ。」
あ「パパ・・・」
あなたは泣いた。
大丈夫って言うように
背中をさすった。
明日メンバーに
話さなきゃな・・・
不安になってきた・・・
分かってくれるよね・・・
夜ご飯食べて
寝た。
.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!