どこかから歌が聞こえる。
とても、綺麗で楽しそうな声。
見たこともない声のヌシに俺は恋をしてる。
その声が聞こえてくるところは海の岩場のところらへん。
だが、危ないから立ち入り禁止の看板がついていて誰も近寄らない。
友達も声を気味悪がってた。
こんな綺麗な声なのに…
我慢しきれなくなって俺は危険な岩場に入って声を掛けた。
そこに居たのは男だった…だが普通の男ではなく下半身が魚のようになっていた、そう人魚だったのだ。
腕を掴もうと思ったが岩場の一部が濡れていて俺は海に落ちた。
だんだんと光がなくなり息が苦しくなってきた。
その時、さっきの人魚が近づいて来たところで俺の意識は途絶えた。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
どもー!紫音です!
人魚姫の物語楽しそう!と思ったので書いてみました。
何回かに分かれます。
お楽しみに、ピース☆
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!