# あなた s i d e
な ぜ こ の よ う な 状 況 に な っ て し ま っ た の か …
そ れ は ほ ん の 数 時 間 前 _____
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授業 が 終わり , 本当に 課題 を やらないと いけなくなってしまい 困っていた とき 。
私 に 向かって 深々 と お辞儀 を し て き た 彼 。
本当 は 大丈夫 じゃないけれど , 嫌だ と 駄々 を こねてる 場合 でも ない 。
さっさと 帰って 課題 を やろうと 鞄 の 準備 を する 。
この人 は 馬鹿 なのか と 思った 。
あなた は 課題 が あるじゃないか
そう思っていた 矢先 …
最初 は 嫌 だ と 思って いたけれど , 文系 を 教えて貰える と いう 大きな 利点 が ある 。
仕方なく 引き受ける こと に した 。
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一方 で , 私 は 苦手 な 文系 を 進める 。
… どうしよう わからない 。
これは 勇気 を 出して 聞くしかない 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。