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グクを見上げた
私のナカで、グクのモノが分かりやすく
質量を増す。
グクと目が合った瞬間に
勢いよく腕を引っ張られて
気がついたら、
私はグクに馬乗りになっていた
いわゆる“騎乗位”
自分の体重のせいで、
力を抜くと奥に当たってしまう
刺激が強すぎて
腰を浮かそうとした
腰を掴まれて
すごい力で、ズンッ、と降ろされる
目がまたチカチカする
膝を立てて腰を動かす余裕はなくて、
グクの横に手をつく
自分がビクつくせいで
いいところに当たって
またビクついて、感じ続けてしまうという
地獄の無限ループに入る
完全にSな人の発言
そしてSなグクに興奮してる私…
もしかして、Mだった??
楽しそうに言うグク
なぜかグクの言う通りに身体が
動いてしまった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。