翌日、外に出ると
あなた的にはバレたことどうしようと思っていた
ヨハンに詰め寄りキッと睨む
十代がすごくヨハンに詰め寄るわけだが
ヨハンはひらりとかわしあなたに言う
昨日の会話だが無理やり聞き出してないと言えるのだろうか
十代には自信がない
この特技のせいで万丈目のデレはほぼ成功していなかったり
じっとあなたを見つめる。
悪い子だと近づき人差し指であなたの額にそっと触れた
なんだかいちゃついてるようにも見える二人
あなたの隣という立ち位置が3日で奪われつつあった。
十代はそのことについて少し焦りとか悲しみを感じる。
ヨハンは自らが言うことで十代が素直に言うことを阻止した。
十代は見事に策にハマり素直に妬いてると言えなかった。
それはそれで少しさびしかった。
ちょっとくらい妬いてくれても‥なんて理不尽に思った。
そんな感情に浸る余裕も無くすかのように
ヨハンが手を握ってエスコートする。
今日の十代くんは最初こそ威勢が良かったが
ヨハンのペースに飲まれそれもなくす。
ちょっと不安になったが十代くんは明るさが取り柄。
立ち直ってくれるだろうと思った
登校中はずっとヨハンが隣りに居て
少し後ろで十代が見てるという図になったすえ
学校についてしまい、最後まで元気を無くす十代に
あなたは本気で心配になる。
急に本気モードでマジレスすると私を教室に誘導した。
ヨハンはチャンスなので必死に気をそらそうとしてる!
すっかりペースに流されていた。
万丈目は十代がしょぼくれて教室に入っていくのを見た。
あなたの隣にいるのが十代じゃなく
ヨハンなのに気づいたが
後からきたやつにのうのうと負けるほど
十代の想いはやわじゃないと見学していた。
万丈目はあなたのことを心配して助言した。
思わず苦笑する。
そんなこんながあって授業になる。
二人でくっついて考えて充実して。。。
やがて昼休みになる。
元気を取り戻した十代がいて万丈目もくると
どうやって立ち直ったのか分からないが良かった。
でもちょっと無理してそうだったり
あなたは無理してるのに気づかずほっとする
束の間気にさせないためにヨハンが話を変えに来た
万丈目はヨハンのノリに呆れた
慌てて十代も名乗り出る
十代とヨハンは同じことを同時に言った
十代よりも先に出したら
十代がむっとしながら弁当を出す
食べてみると冷めても美味しいやつで
どっちも美味しかった。
これは頑張らねばと落ち込む
そんなこんなで昼休みが終わり
部活も終わった。
十代は集中できなかったのかプレイミスをしていたようだ。
冗談であなたに言うと
無邪気で純粋だけあり真に受けてしまったが
元気が取り柄だから今日の敗北は相当堪えたのかなって思う。
気になったのか間に入る。
そして下校タイム
元気ないから優先して繋ぐことにした。
ぎゅーっと十代は腕に抱きつく。
本当に好きなようで鼓動も聞こえる。
その様子を今に見てろよ。ヨハンがおもう。
そして今日は何事もなく帰宅したわけだが
ヨハンの顔はなにか企んでるようだった!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。