午後4:21
「呆れるぜ!!笑わせんじゃねぇ!!」
魔理沙はキッパリそう言い、離れていった。
、少年は膝を着いている。
、、、
「ごめんね、、!気にしなくて良いよ?難しいもんね?」
凛々はそう言い、少年の機嫌を取り戻そうとした。
凛々がかけられる言葉は、それしか無いからだ。
凛々は中腰になり、いかにも気持ちが分かるかの様に、接した。
が、数秒後、。
アリスが少年の目の前でしゃがんだ。
そして、少年の肩を掴む。
「いい?今回の事を2度と繰り返したく無いなら、!強くなりなさい!!
開き直りなんて、絶対にするんじゃ無いわよ!」
アリスは、そう言って、凛々とは正反対の事を、言った。
少年は、まだ立ち直れそうに無い。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!