第5話

5.要請
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2020/12/24 14:56
午前8:38


「助けてください。」
そう言われて、とっさに振り向くと、翼を持った女の子が宙に浮いていた。
「うわぁっ!!」
とっさに尻もちが着き倒れた。だが、それは霊夢にとっては普通だったのだろう。霊夢は何も動じずに、ただその少女を見ている。
「何があったの?」
「それが、魔理沙さんが図書館の本を漁っていて止めようとしたら、何やかんやで戦闘に。」
その何やかんやが大切そうに思ったのは、私だけだった。
「まぁ良い。ちょっと行ってくる。あんた達はそこで待ってなさい。」
それだけ言って、霊夢は行ってしまった。
待ってよ霊夢、こんな明らかに格上な初対面の人とどう接しろと?

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