第43話

40.未成年
30
2020/11/14 04:33
午後6:46


宴会。皆がワイワイ、ガヤガヤと喋り続けている。凛々は、色んな所(主に霊夢に紹介して貰った所)で話をした。
そんな時、凛々が歩いていると、ある女の子とぶつかった。頭にツインテールのような角が生えた女の子である。
「あ!ごめんなさい。」
「いやぁ、こっちもごべんねぇって凛々じゃん!」
「え?あぁ!伊吹!こんばんは。」
彼女の名前は、伊吹萃香。身長は超低い。
「こんばんわぁ〜!!お酒飲む?」
「いやいや、私未成年だよ。」
「ふ〜ん。と言う事は、自分の年齢が分かるの?」
凛々は少し考えた。が答えは出てこない。
そう言えば、自分の年齢を知らない。何で、知らないかも分からない。
「いや、分からない。何か、中学校1年生の頃までしか記憶が無いんだよね。でも、成人じゃない事は分かる。、根拠ないけど。」
「ふ〜ん。で、飲むの?」
「未成年だけど良いの?」
「良いんだって、今此処には警察いないし、年齢だって根拠ないのにグダグタ言うと、宴会の時間が終わるぞ。今楽しい時間を大切にしろ。」
そう言って、伊吹は日本酒をビンごと渡した。
「ほれ、飲め。」
そう言われ、凛々は、ええいままよと酒をイッキした。
(イッキしろと言って無いんだが、、、)
伊吹はそう思った。だが、伊吹にはイッキしている凛々を見て、
(ノリにノッてくれる奴だ。)
とは、思った。
「ぷは〜〜、、」
飲み終わった時、「うっ!?」っと吐きそうになった。飲み終わった感想と言えば、思ったよりも甘い。お酒は苦いと聞くが、この日本酒は甘い。普通に美味しい。だが、何だか体が暖かくなってきた。これが、ほろ酔いと言うものだろうか。
「いいねぇ!ほら!もっと飲もう!!」
「、、うん!一緒に飲もう!」
そう言って、2人は一緒にお酒をガブガブ飲み始めていった。
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作者「みぃ」
作者「みぃ」
私は中学生です。

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