午後4:18
「たったそれだけ、、?」
少年が問う。
「、じゃあ、誰がやるってんだよ?」
魔理沙が反発する。
誰がやる?
読者の皆ならどうする?
誰を殺す?
魔理沙?少年?お婆ちゃん?凛々?アリス?
はたまた、別の人?
「それは、、」
少年は言葉が詰まる。
きっと、答えれないのだろう、。
凛々と同じで、そんな勇気が無いからだ。
「答えれないのか?なら決まりだぜ。」
魔理沙は、そう長くと待ってくれない。
「な、待って!、!」
「あのな?こうして居るうちに時間は過ぎていくんだぜ?待ってなんか居られねぇよ。」
「わ、分かった!!俺がやる!!」
少年は、そう叫んだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!