━ぷりっつ視点━
アマルから言われたその一言が俺の『心臓』を突き刺した
俺だって泣きたくて、可愛く見られたくて、泣いてるわけじゃないんだよ
かわいいちゃんと撮影した方が『 』しかった
俺は必死に涙を堪える、だけど涙はとまらない、より一層、大雨のように流れる液体はとまらなかった、
好きな人にこんな姿見られたくない、どうして、もう嫌だ、逃げ出したい、感情が混ざりあった
怒り、悲しみ、苦しみ、屈辱、恥ずかしさ
ギュ
暖かい
一瞬で俺の『心』は、感情が『1つ』になったその感情は
『恋』
だった
アマルのその甘くとろけそうな声を聞いて俺は眠りへとついた
━アマル視点━
俺がそろそろ泣きやめよ
そういった瞬間ぷりっつの目からは沢山の涙が出ていた
これはやってしまったなと思った、
焦り、動揺、その他諸々の感情が混ざりあった。
その中で1番強く思った感情は、
好きな人への『嫉妬』と『好きな人を泣かせてしまった悲しみ』だ
ぷりっつは、酒に弱い
感動話でも持ち掛けられればすぐ泣くだろう。
ぷりっつはよくあっきぃやそらびびと居酒屋に行く
俺にしか見せない一面が欲しい、俺だけに見せる一面が...
その時俺は気づいたこれは俗に言う『独占欲』なのだと
付き合ってもないのに独占欲とか...w
俺って嫌な男だなぁ
ギュ
衝動的に抱き締めてしまった
どう言い訳をしよう
ぷりっつからの返答はなし、
怒ってるかと思い、顔を覗きこんだ
すると寝ていた
やべ耳元で話したから起きちゃうかな
起きたのか、寝言なのか分からないが一応返事はしよう
翻訳 けどさ、アマルが怒ったから
翻訳 でもさそろそろ泣きやめよって言ったじゃん
だんだんぷりっつ目が覚めてきたな
誰のせいで出掛けれなかったと思ってんだよッ
━ぷりっつ視点&目的地に着いた━
さっきのハグされた感覚が離れない、
とても甘い匂いだったなぁ
ゲーセン到着
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!