と嘆く誰かの
になれるでしょうか
これは
が今君(シャオちゃん)に送る
最初で最後の
愛の言葉だ
街も人も歪みだした
化け物だと気づいたんだ
欲動に救った愚かさも
全てがこの「目」に映る
に手の上で
誰も
彼も
知らぬまま
形骸化した夢は錆び付いてしまった…
きっと誰もがそう願った
そっと震えた手を取って
心を抉る
と嘆く誰かの
になれるでしょうか
と気づいた日から
心臓だ____
ねぇこのまま雨に溺れて
構わないから
どうかどうか
のように
傘を差し出し
もしも「夢」が覚めなければ
姿を変えずに
解けた指から消える温度
血を巡らせるのは
誰の思い出???
「君」
の声も
何もかも
死にたい僕は
今日も息をして
生きたい君は
明日を見失って
なのにどうして
いずれ死するのが
永遠なんてないけど…
思い通りの日々じゃないけど…
脆く弱い「糸」に繋がれた
次の
がまた訪れる
どんな世界も
君(シャオちゃん)がいるなら
って思えたんだよ
僕の地獄で君はいつでも
絶えず鼓動する心臓だーーーー
あぁ、いつしか君がくれたように
僕も
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。