少し歩き疲れたんだ
少し歩き疲れたんだ
月並みな表現だけど人生とかいう長い道を
少し休みたんだ
少し休みたんだけど
時間は刻一刻残酷と私(俺)を
引っぱって行くんだ
迂闊にも泣いてしまいそうになる
惨めな気持ちなんか
とっくに悔しさなんてものは
絶望抱くほど
そんな半端だとねなんか
それならもういっその事
だから絶対なんて絶対
なら笑ってすませばいいの
段々と色々めんどくなって
もう淡々と終わらせちゃおうか
夢だとか希望とか生きてる意味とか
具体てきでわかりやすい機会をください
泣き場所探すうちに
期待しちゃっても形になんなくて
夜しかいないじゃん、ねぇ?
その心やらかいとこ
疲れちゃって弱気になって
わかんなくても生きてるだけで
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。