一人で階段を上っていると、
屋上へ続く廊下が見えた。
ツリメさん…
いるって、言ってたよね。
屋上に寄ってぐことにした。
ガチャ(扉を開ける音)
…アバンティーズだっけ。
んー…
さっきの事、言って良いのかな?
エイジさんとツリメさんだけだと思ってたけど、
4人いたのか…
そう言って4人と少し離れた場所に座った。
4人の会話を聞いていると、
怖い印象は全然なくなった。
反対に違う顔が知れた気がして、
嬉しくなった。
ん…?待てよ…
どうしてはじめさんがいたの…?
ピロンッ\LINEの音/
今までに無いくらいエイジさんが笑っている。
可愛い…笑
梨々香「そらくんとツリメくんと放課後デートしたいんだけど、」
梨々香「いい~??♥️」
そらちぃさんはツリメさんの後を追いかけていった。
梨々香…恐るべし…←
急に名前を呼ばれて変な声を出してしまった。
寄り道程度だし…
…気分転換できたし
戻らなくちゃね…
また来た廊下を歩いていった。
来てから2日目だけど、
もう慣れちゃったなw
この学校に来てから独り言が増えた気がする。
2日で色んな事があったな。
14人グループだとか、関係なく
学校生活できますように!
次回_文化祭当日
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!