第657話

あなた の しあわせ
4,290
2023/05/24 07:17



ジョングクside






AM2:05






ジョングク
ジョングク
っはぁ、 ぁ、 あぁっ、 っん、、   



ゔ、なんじ、、


ジョングク
ジョングク
っ、ん く、ぅ、、   
にじ、、  

ジョングク
ジョングク
 、、 ふひ、ゅ、、   


俺は夢をみる。
変わらない夢。
ずっと同じ夢。


テヒョン
テヒョン
くふー、、 くふー、、   


テヒョン 寝てる、、 よ、 よかた、
ジョングク
ジョングク
 、、    
目が覚める、のは減ったんだ。


それはきっとテヒョンのおかげ。
うなされて目が覚めても
テヒョンのニオイがして、
魔法の手が俺を守ってくれてて、、
だから 俺はそのまま また寝ちゃうんだ。
ジョングク
ジョングク
 あり、、が、と   てひょん、、  

それで、
朝起きるとテヒョンが抱きしめてくれてる。

ぎゅう、ってなってうれしい。

のけど、、 朝 テヒョンの腕の中にいるって事は
俺が夜 うなされてたってことなんだ。

テヒョン
テヒョン
くふーぅ、、 くふー、  
ジョングク
ジョングク
ふきゅ、ぅ、、  

うれしい、よ

たからもの だってテヒョンの腕の中で起きると
ぱったぱった、オレンジにぎゅーって、、

俺だって見上げると鼻につんつん あたる おひげ も
どむ、どむって動いてるテヒョンの心臓も
テヒョンのニオイ、、 魔法の手、ぜんぶうれしくって。

ジョングク
ジョングク
 、、   

でも、ぎりぎり もするんだ。

夜にうなされて、
テヒョンが抱きしめてくれたんだろなって思ったら
ぎりぎり する。


ごめんね、って。
困らせてごめん、って。

テヒョンの隣にいるのに、
いちばん いたいかった所にいるのに
困らせてごめんって、、

ジョングク
ジョングク
 、、 んぅ   

あの時は、、 テヒョンの夢を見れた。

ヒョンのお家に行ってすぐの時。
テヒョンは泣いてたけど、、
あの夢じゃなくて テヒョンの夢が見れるなんてのは
初めてだったから 、、すごく、


すごく ぎゅうぅぅ、 ってたくさん涙がでてた、





ジョングク
ジョングク
あと、、  いちに、さん、

くじかん、、したら あの人に会う時間。


テヒョン
テヒョン
くーふ、、くーふ、  
ジョングク
ジョングク
 、、がん、ばる の。  

俺はいましあわせ だよって、、 言いたい。
そしたら あの人も幸せなんだよね?

俺のしあわせ が あの人の幸せだから。

ジョングク
ジョングク
つなげ、たい、、 の。   

テヒョンと繋がれた俺だから、、
あの人にも繋げたい。


それで、、




ジョングク
ジョングク
はひゅ、、ぅ、  

ほんとは、、 あの人も誰かに繋げてほしい。

繋がっていくって、
しあわせを繋げられるって、
あの人にも思ってほしい。


俺にできたんだから、、 きっとあの人にもできる。


ジョングク
ジョングク
 、、   

僕はいま 俺と一緒にいる。


だけど、、 2回目にあの人に会った時から
僕は出てこなくなった。

最初は震えるしか、
震えて座ってるしか出来なかった俺に
怒ってるのかと思ってた。

でも、、 それからも僕は出てきてくれなくて、


ジョングク
ジョングク
それで、、  


聞いてみたら、、 教えてくれた。


ジョングク
ジョングク
 、、  
幸せになって って
そう言う透明な板の向こうのあの人は、、

あの人は僕と一緒にいた時よりも優しい顔してた。
ジョングク
ジョングク
 、、 ん   
だから、僕がいない方が
この人は幸せ なんだよなって、、
なんとなく 思って、、

だから僕は、でて、来れなかったんだよね。


ジョングク
ジョングク
 、、   


それに離れてって、、 言われたし。


ジョングク
ジョングク
ふひゅ、ぅ、   

僕がいなかったら あの人はちがうかったよなあ、って
何回も考えるんだ。

あんな顔して笑って、、
誰かと、俺がテヒョンの隣にいるのがしあわせ って
思えるみたく、、

笑って、、しあわせ なれたよなあ、って。




そう、思うんだ












ジョングク
ジョングク
 、、っく、  

うん、わかってる。
変わらないって言いたいんだよね? 僕は、、

考えても変わられないのは わかってるんだ 俺も。



でも、、 考えちゃうよ。

ジョングク
ジョングク
 、、っふ、  ぅ  っん、、  


俺のしあわせ が自分の幸せなんて、、
あの人も、あの人が幸せになってほしい、ほんとは。

俺のしあわせ じゃなくて、
自分の、、 んうん、



むずかしい、 なんて言えばいいんだろ、、
ジョングク
ジョングク
っく、  

でも俺 わかるんだ。 あの人が思うことも、、


俺も、、 テヒョンが幸せなら
自分はどうだっていいって思ってたから。


テヒョン
テヒョン
くふー、、くふー、  

テヒョンの幸せは、、俺のしあわせ。
テヒョンが笑ってる それだけで俺もよかった。

だから、
テヒョンに会わなかったら あの人が思ってることも、、
ジョングク
ジョングク
わからなかった、よね     


だから、ちゃんと言わなきゃ、、
笑って、しあわせだよって、俺はいましあわせだよって。



ジョングク
ジョングク
っく、、  だ、だからっ、  





あなたも、、あなたが しあわせ になってほしいって。


















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