試験まであと2日。
その日までに、何としてでも、魔法を覚えなければいけない。
でも、私は……あんまり容量がよくない。
それでも、あの、恩人の6人に会うため!!
頑張る!!
〜2日後〜
試験会場とされている、ストロベリーファンタジアの会堂は、人がたくさんおり、ざわめいていた。
私の隣にいた、男の人がそう呟いた。
そう思うのも、無理はない。
魔導書を貰ったのが一昨日だからだ。
急に先生が出てきて、試験開始の合図がなった。
私は、緊張しながらも、自分の番号が呼ばれるまでまっていた。
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1時間後、やっと私の名前が呼ばれた。
今のところ、合格しているのは、十数人程度。
私…合格出来るのかな…
合図が出された。
試験は、魔法を使い、あの大きな岩を粉砕する。
その時の魔法発動の時間、精度が見られる。
私は、魔導者を開き、杖を持ち、目を瞑った。
私が、唱えた瞬間、氷の弾ができ、一瞬であの大きな岩を砕いた。
その、一瞬の出来事に、皆驚いていた。
終わりの合図が出されたため、私は下がった。
目をつけられているとも知らずに。
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ぐわぁ、ぐだぐだだ!!
ももちゃんバトンタッチー!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。