第2話

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2019/01/02 04:41


“ なぁ 、 大人になっても

俺の隣にいろよ ”






なんで ?? ずっと一緒じゃないの ??



“ そんなの 、 わかんねぇだろ

一緒に居られないかもしれないじゃん ”




そんなこと … あるの ??











プツンッ



そう何かが切れた。




そして目を開けた



目を開けると  、    いつもの

日常が始まる。






“ おはよう ” から 、

“ おやすみ ” という毎日










その日常の中で、 私は



初恋の人に まだ告白もしないまま





毎日を終えていた 。









13年間の 恋 。




その恋は、4歳から始まった。








一目惚れだった 。







─────────────


13年前 ━━


黒尾母
鉄朗?…この子が隣に引っ越してきた
あなたちゃんよ??

挨拶しなさい??




相手のお母さんは 、『鉄朗 』 といった

男の子に私を紹介し挨拶するように行言った。




黒尾(幼)
はーい

俺、黒尾鉄朗!!…
お前あなたって言うんだな!!

その子は、とても大きくてかっこよくて。





私は、その子の笑顔に惹き付けられた。






貴方(幼)
う、…うん……??
その手に持ってるのは……

バレーボール?……
黒尾(幼)
そうだけど??……
あ、お前もバレーやる?





あった時、バレーボールを持っていた彼は


バレーが好きらしく、 ずっとバレーボールを持っていた。





貴方(幼)
…いいの?…

私下手だよ??…
黒尾(幼)
?…いいぜ?…
やってみよ!





───────





貴方は覚えてないと思うけど…




約束してくれたよね …





私の初恋、一目惚れ。





まだこの想いは届かない。



伝わらない。






どれだけアピールしてると思ってんだ。











早く気づけ馬鹿。




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