“ なぁ 、 大人になっても
俺の隣にいろよ ”
なんで ?? ずっと一緒じゃないの ??
“ そんなの 、 わかんねぇだろ
一緒に居られないかもしれないじゃん ”
そんなこと … あるの ??
プツンッ
そう何かが切れた。
そして目を開けた
目を開けると 、 いつもの
日常が始まる。
“ おはよう ” から 、
“ おやすみ ” という毎日
その日常の中で、 私は
初恋の人に まだ告白もしないまま
毎日を終えていた 。
13年間の 恋 。
その恋は、4歳から始まった。
一目惚れだった 。
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13年前 ━━
相手のお母さんは 、『鉄朗 』 といった
男の子に私を紹介し挨拶するように行言った。
その子は、とても大きくてかっこよくて。
私は、その子の笑顔に惹き付けられた。
あった時、バレーボールを持っていた彼は
バレーが好きらしく、 ずっとバレーボールを持っていた。
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貴方は覚えてないと思うけど…
約束してくれたよね …
私の初恋、一目惚れ。
まだこの想いは届かない。
伝わらない。
どれだけアピールしてると思ってんだ。
早く気づけ馬鹿。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。