第24話

【第21話】そして
1,216
2020/06/02 11:40
鎹鴉 (鈴丸)
鎹鴉 (鈴丸)
カァカァ
鎹鴉
鎹鴉
御館様ガオ呼ビダ!
本部へ向カエ!
鴉に伝達を貰い、私は本部へ向かった。

本部に着くと、お付の娘さんがお部屋を案内して下さった。
私はお礼をして、戸を軽くトントンと叩いた
雛鶴 優春
雛鶴 優春
お館様、優春です。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
入っておいで。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
失礼します。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
優春、今日来てもらったのは他でもない。柱の事だよ
雛鶴 優春
雛鶴 優春
はい..
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
その前に、杏寿郎には会えたかな?
雛鶴 優春
雛鶴 優春
は、はい..!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
な、なぜ、それを..?
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
杏寿郎には一度優春と会ってもらいたくてね、優春の元へ向かわせていたんだよ。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
そうだったのですか..
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
杏寿郎と会ってどう思ったかな?
煉獄さんとは、共闘したことも無ければ、お話したのもお会いしたのもあの日が初めてでした

だけど、それでも、煉獄さんは私に大切なことを教えてくださった
雛鶴 優春
雛鶴 優春
やっぱり..柱の方はすごいと感じました...
初めてお会いしたのにも関わらず、大切なものを教えてくださいました..

本当に、感謝しています
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
それなら良かった。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
でもね
その後、御館様の口からそのようなことが告げられるとは思ってもいなかった。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
杏寿郎はもう、いないんだ
雛鶴 優春
雛鶴 優春
ッ....それ、は...まさか..
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
うん。今頃は雲の上から私たちを見てくれているのかな
雛鶴 優春
雛鶴 優春
そ、うですね...
ご冥福をお祈りします...ッ
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
そして優春。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
はい
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
優春は次期柱だ。
そして、柱が欠けたということは、分かるね?
雛鶴 優春
雛鶴 優春
はい...
柱に、なる...ですよね。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
そうだよ。
私はもう決めています。
"柱になる"と

だから、もう迷う理由はないのです。

だけど、、私は心のどこかでその事実を留めることができていなかったのかもしれませんね
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
優春。
心配する必要はないんだよ。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
私の子供達はね、優春をきっと受け入れてくれる。
そして、優春自信も、すぐにみんなと仲良くなれるはずだよ^^
雛鶴 優春
雛鶴 優春
....
ありがとうございます..^^
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
また今度、柱合会議を行うんだ。
だから、その時にまた来てくれるかい?
雛鶴 優春
雛鶴 優春
はい^^
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
今日は皆も少し戸惑ったり、心が落ち着いていないだろう。
お館様 (産屋敷 耀哉)
お館様 (産屋敷 耀哉)
優春も、休みなさい。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
御意...
本来ならば、心はすぐに落ち着かせて、前を見たかった。
けれど..私はやはり、心が弱いのでしょうか...

受け止める余裕を持てていなかった
雛鶴 優春
雛鶴 優春
(こ、こういう時は気分転換に桜餅を食べるといいと蜜璃姉さんが仰っていました..!)







ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
雛鶴 優春
雛鶴 優春
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
雛鶴 優春
雛鶴 優春
(なんだろう..この感じ。
桜餅も、味がしない..)
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あっ、優春ちゃn..((
雛鶴 優春
雛鶴 優春
....(やっぱり、柱になるのが...)
"怖い"のだろうか
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
〜!
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
優春ちゃんッ!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
ッ!み、蜜璃姉さん!
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
優春ちゃん、うかない顔ね..
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
もしかして..煉獄さんのこと、聞いちゃったの?
雛鶴 優春
雛鶴 優春
.....(。_。`)コク
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
そう..なのね。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
....
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
優春ちゃんッ!
こういう時こそ食べなきゃダメよ?
こういう時ってね..何を食べても味かわからなくなっちゃう...でもね、誰かと一緒なら
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
一緒なら、味だって半分こよ!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
半分こ...
そうですね^^
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
(か、可愛いわッ!♡)





―食事後―





甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
優春ちゃんッ!
今度は私の御屋敷に来てねッ!♡
いつでもお話しましょ!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
はい!
ありがとうございます(ペコ
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
じゃあね!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
さようなら!^^
蜜璃姉さんと一緒に食事ができて良かったです..


私は皆さんに助けていただいてばかりですね。。

ですが、その分を私は夜に捧げましょう





―数日後―





鎹鴉 (鈴丸)
鎹鴉 (鈴丸)
カァカァ
本部へ向カエ!




この日が、来たのだ。




だけど、今の私に迷いはない。




"自分を信じて前に進む"




それだけだ。




"ずっと一緒"になれる。




"大丈夫"だ。




私は...





















柱になるんだ。





















━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





作者
作者
今回はここで終了です!
作者
作者
さてさてさーて←
遂に...この日がやってきましたね...
作者
作者
優春ちゃん!今の心境を!
雛鶴 優春
雛鶴 優春
......
もう柱になるとは決めました。
曲げる必要はありません。
雛鶴 優春
雛鶴 優春
今は、前に進むだけです^^
作者
作者
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
作者
作者
ではでは次回もお楽しみに!
作者
作者
さいなら👋
雛鶴 優春
雛鶴 優春
さようなら^^

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