第9話

薫の記憶
532
2020/02/23 15:57
それから私は考えに考えたが肝心の名前が思い浮かばなかった…
あの子…なんて名前なんだっけ?
あれ?思い出せない!
ドカーン!(トゲモンが空から落ちる)
きゃ!
芽衣子
芽衣子
ここは危ないわ!
少し避難しましょ?
待ってください…
もう少しだけここで思い出させてください!
あと少しで分かるんです!
芽衣子
芽衣子
でも!
ピクっ…
ヴァンデモン
オヤ?アソコニモニンゲンガ…
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
お兄ちゃん!
あそこ!
ヒカリが指さす方には望月と
しゃがみこんでる高校生ぐらい
の少女がいた
太一
太一
望月!と薫!
芽衣子
芽衣子
太一さん!
薫
あっ…
太一さん…
太一
太一
お前らどうしてここに?
芽衣子
芽衣子
実は…
ピコデビモン
ゴチャゴチャウルサイ
ピコデビモン
トドメダ!
芽衣子
芽衣子
キャッ!
太一
太一
危ない!
薫
あっ!
ピカーン
眩い光が辺りを照らす
る、薫!
薫
ん、
ここは?
大丈夫?
薫
え?
貴方誰?
覚えてないの?
薫
えっ?
あれ?
薫
顔は知ってるのに
名前が…思い出せない!
薫
あれ?
私なんでここに?
デジモン?何それ?
薫…
シュン(何が映る)
あはは!
待って!
もう   モン遅いよ!
ごめんね〜笑
薫!行こ!
うん!
薫
これは…
小さい頃の私…?
スクリーンに映るのは、小さい頃の記憶。
まだ小学生の頃良くこの生物の遊んでいた…
薫
もしかして…
薫?
シュン(また別の映像が流れる)
幼少期の薫
幼少期の薫
帰るよ〜!
うん!
幼少期の薫
幼少期の薫
今日の晩御飯何かな?
楽しみだね!
懐かしい記憶
薫
懐かしいなぁ〜
薫
ゔぅ…! 
頭が!痛い!
薫!大丈夫!?
薫
うぅ…!
何かあ、頭に響く!
き、記憶を
貴様は我々にとって目障りな存在…
よって一部の記憶を消去さして頂く
何、いつか思い出せるよ…出来るならな!
薫
そう、だ!
私はあいつに、き、おくを…
消えろ
小娘ごときが
我の計画を邪魔するな!
薫
あ、あいつ!
あいつ、の、名前…
我はピ…モン
ダーク…の幹部に当たる者。
そなたの記憶確かに頂きましたよ。
薫
ダーク…ピ…モン
シュン(新たな映像が流れる)
貴様の記憶は確かに頂きましたよ!
これで貴方のパートナーは戦う事さえも出来ませんね♥
そんな事ない!
私はどんな事があろうと、
この子のパートナーデジモンだ!
ピエモン!
ダークマスターズの計画も絶対終わらせる!
私と薫の力で!
薫
はっ!
薫
そうだ!
思い出した!
薫
私はあの時、ピエモンに催眠を掛けられて
記憶を消されたんだ…
薫
ダークマスターズの計画の為に…
薫
全部思い出した!
薫
私が選ばれし子供であった事。
私にはパートナーデジモンがいた事。
記憶を消された事。
薫
そして私のパートナーの名前は…
薫
ルナモン…
私のパートナーはルナモン!
ルナモン
ルナモン
薫!
やっと思い出してくれたのね!
薫
うん!
長い間待たせてごめんね!
ルナモン
ルナモン
ううん!
薫が傍に居てくれるだけで嬉しかった
ルナモン
ルナモン
でも1人は寂しかった…
薫
これからはずっと一緒よ!
ルナモン
ルナモン
うん!
ピカーン
眩い光が2人を包んだ
暖かな光だ。
ふっと目を覚ますと太一達がヴァンデモン達と戦っていた
太一
太一
クソ!
キリがないぞ!
ヒカリ
ヒカリ
キャッ!
タケル
タケル
ヒカリちゃん!
ピコデビモン
エラバレシコドモモココマデダナ!
ヴァンデモン
ヤットワガネガイガカナウ!
芽衣子
芽衣子
そんな事はさせない!
芽衣子
芽衣子
私が貴方達を倒す!
ヴァンデモン
ホォー?
ナマイキナクチヲキイテ…
ヴァンデモン
コウカイシテモシランゾ!
ヴァンデモン
シネ!
だがーん!
はぁー!
ヴァンデモン
グオッ!
ナ、ナンダ!
メイには…
薫を助けてくれたこの人達は…
2人(絶対に傷つけさせない!)
ヤマト
ヤマト
な、なんだ?
太一
太一
あ!
あれって…
芽衣子
芽衣子
め、メイちゃん!
メイクーモン
メイクーモン
メイ! 大丈夫だったがん?
芽衣子
芽衣子
うん…!
メイちゃんありがとう!
芽衣子
芽衣子
でもメイちゃんどうしてここに?
メイクーモン
メイクーモン
それは 
この戦いが終わったら話すね!
メイクーモン
メイクーモン
メイ!
集中して!
芽衣子
芽衣子
あ、うん!
太一
太一
あれって薫のパートナーデジモン?
薫
ルナモン!
お返しの時間よ!
ルナモン
ルナモン
私達に喧嘩を売ったこと
後悔しなさい!
薫
行くわよ!
ピカーン(薫のデジヴァイスが光る)
ルナモン
ルナモン
ルナモン進化!
レキスモン
レキスモン
レキスモン!
レキスモン
レキスモン
さぁ!
行くわよ!
レキスモンは思いっきり高くジャンプをし、
ヴァンデモンとピコデビヨン目掛けて氷矢を吹き出した
レキスモン
レキスモン
ティアーアロー!
ヴァンデモン
グオッ!
ピコデビモン
ギャアアア!
ヴァンデモン
ナゼ…ワレノジャマヲスル…ノダ…
ピコデビモン
ヴァンデモン…サマ!
すぅ…(ヴァンデモン達が消滅した)
メイクーモン
メイクーモン
ニャ!
ヤマト
ヤマト
やったぞ!
太一
太一
すげぇ!
ヒカリ
ヒカリ
レキスモン強い!
ミミ
ミミ
間一髪って感じ!
丈
はぁー…
危なかった
空
でもメイクーモンとルナモンが来てくれた
おかげで敵を倒せた!
光子郎
光子郎
でも何故メイクーモンと新たなデジモンがやって来たのですか?
メイクーモン
メイクーモン
疲れた〜!
一同(あはは笑)
光子郎
光子郎
ここから近いのは僕が住んでいるマンションが近いですね!
空
皆で行ってもいいの?
光子郎
光子郎
勿論!
メイクーモンとこのデジモンの話も聞きたいですし
ミミ
ミミ
そういう事なら!
皆でレッツゴー!
空
薫さんだっけ?
立てそう?
薫
ありがとうございます!
えっと…お名前は?
空
武之内空
空って呼んでね!
薫
空さん!
よろしくお願いします!
こうして選ばれし子供達と新規メンバー2人は光子郎の家へと向かった

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