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第4話

気まずい
夕陽が深瀬を好きだと知ってから、私はたくさん協力していた。例えば、私と夕陽が話しているところに深瀬が来たら、私は”お茶買いに行ってくる!”と言って、夕陽を深瀬と2人っきりにさせてあげたり、私はあんまり深瀬と仲良く見られないようにしたりと、色々した。
深瀬
深瀬
なあ、なんで俺のこと避けるわけ?
突然深瀬が言った。たしかに夕陽に協力しすぎて、深瀬とあんまりしゃべらなくなっていた。深瀬はそれを私が避けていると思ったのだろう。
空
別に避けてないよ
深瀬
深瀬
避けてるじゃん
深瀬はムスッとした顔をしている
空
だから避けてないって!!
少しキツめに言ってしまった
空
ご、ごめん…
私は居心地が悪くなりその場から逃げた
空
(深瀬に避けてるって思わせちゃってた…。最低だ。)
空
授業どうしよう…
授業は教室で行うため、私と深瀬は隣同士だ。さすがにこの後だったら気まずくなるだろう。
空
(はぁ、やっぱ気まずい!あんなキツく言わなきゃよかった…)
授業になっていまさら後悔し始めた。
授業が始まってから10分20分と経っていっても深瀬は話しかけてこないのだ。いつもだったら始まってすぐにでも、”つまんないね”と話しかけて来るのに。
空
(いくら親友のためだからといって、あんなあからさまだったら、怒るのも当然か…)
心の中でため息をついたその時
深瀬
深瀬
読んで
深瀬が私にノートの切れ端を渡してきた。