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第14話

呼び出し
【部活】
空
え、なんで深瀬がいるの?
部室(音楽室)に来てみると、深瀬が吹部のみんなと仲良さそうに話していた。
深瀬
深瀬
ん、俺吹部入ることにした
空
なんで?
深瀬に何か頑張らなくちゃいけないようなことはできない気がする。続かなくてすぐ辞めてしまいそうだ。自分でもそう思ってるはずなのにどうしてだろう。
深瀬
深瀬
んー、強いていえばお前がいるから
!?!?
空
私がいるから入るの?
空
言っとくけどね、吹部はそんな簡単じゃないの。練習だって毎日ちゃんとやらなきゃいけないんだよ?
深瀬は吹部がどれだけ大変なのか知らない。吹部を軽く見ているのか。
深瀬
深瀬
んなこと分かってる!俺だって頑張るよ!
深瀬は少し怒ったように言った。
空
楽器は…何やるの?
私はこれ以上イライラしてしまうと深瀬との関係が崩れてしまうと思い、今にも爆発しそうな感情を抑えた。
深瀬
深瀬
フルート
深瀬がフルートを吹いているところを想像すると、あまりにも不似合いだと心の中で笑った。
空
フルート、難しいとこいっぱいあるけどちゃんとやってよね…教えてあげられるところは教えるから!
深瀬
深瀬
おう。ってか、お前がフルートとか似合わねぇな
空
似合わなくたっていいでしょ。
私は口をふくらませて言った。私の第1希望の楽器がフルートだった。あの綺麗な音色を吹きたいと思ったから。
深瀬
深瀬
別にいいけど?
…お前さぁ不機嫌になんなよ
空
不機嫌になんてなってないですー
確かに似合わないと言われると嫌な感じだと思ってはいたけど、そこまでは怒ってない。
空
ほら、練習するよ、楽器出して!
深瀬に楽器を出させていると、夕陽が私のとこに来た。
夕陽
夕陽
空ちょっと来て
そう言うと私を校舎の裏にある花壇の所に連れて行った。