松音side
闘技場
とうっ!はっ!
綺麗な型だ…
十四松
あ!カラ松兄さん!
…と松音姉さん…!
見学に来たよ
やっぱり警戒されてるかな…
そうなんだ!特に案内場所ないけど!
松音がお前と手合わせしたいそうだ
お願いしてもいいかな?
ぼくっすか!?いいっすよ!
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□
2人とも準備はいいか?
はいはーい!大丈夫!!
いつでもおっけーだよ
それでは……始め!
バッ!【飛び出す】
ガッ!【殴】
パシッ【弾く】
!
くっ……!【下がる】
………
(今の一瞬で攻撃してこなかった……)
っ………
✩⋆*॰¨̮⋆。˚
!
【電光石火で松音の至近距離に】
タンッ ガッ!【床に手ついて足で攻撃】
ヒュッ【避】
!?
(今の避けるのか……)
(オレでも至難の業だぞ……)
(それに動きが……)
(十四松/ぼくにそっくりだ…!)
(それこそ十四松の様な破天荒さみたいなのがない)
(身体をしなやかに使っている)
(これでどうだ!)バッ!【低い体勢で】
ガシッ【腕】
ー!
グルッ ダンッ【技を掛ける】
っ……!
そこまで!
勝者、松音
(動きが十四松、身体の使い方が一松、技の掛け方がトド松……)
(さっきのおそ松の構えといい……)
あーーーーー負けたぁーーーー
ふふっ姉として負けてられないからね
女だからって油断しちゃダメだよ?
それはコーサで重々承知してまっせ
十四松
?
これから松姉さんって呼んで?
トド松もそう呼んでるんだ
松姉さん?
うんニコ
ズキュン
シスコンここにも誕生
松音、次の相手良いだろうか
いいよ!
(十四松を相手にして全く息が切れていない…)
(とんでもない妹がいたんだなオレ達には)
あ!次の試合能力ありで見たい!
ぼくさっき使っちゃったけどカラ松兄さんと松姉さんの見てみたいっす!
オレはいいが……松音のは戦闘向きではないだろ
カラ松兄さん、さっき私が言ったことお忘れですか?
え?
・・・
✩⋆*॰¨̮⋆。˚
私は手元に小さなボール状のバリアを作る
フワッ
私はこれを操ることができる
それに数は無限
十四松!バット構え!
あい!!
ビュンッ
カキン!
(い、今見えなかったな……)
ぁゎゎ…ガクガクするぅー…カタカタ
痺れたのか?
松姉さんの球重いっす……
確かに能力名だけ聞いたら絶対戦闘に不向き
でも、攻撃は最大の防御だとしたら
その逆も然り、じゃない?
さすがオレ達のシスターだ
ぼくその球受け止められないかも
(十四松がこう言うってことは本当だな……さてどうするか)
カラ松兄さんは強い
怪力、技術、優れた能力
勝てる可能性は見積もって10%
でも、私はそんな10%でも賭ける
一か八かでもそれが勝てるかもしれないなら──
お手柔らかにお願いします
それはこちらの台詞じゃないか?
精神的な能力は無しにしよう
じゃあ行くっすよ……(;・`д・´)ゴクリ
よーい、始め!!!
・・・・・・
最初は様子見……ってしたかったんだけど…
・・・・・・
動かない
カラ松兄さんも特攻タイプなはず
けど……何か引き込まれるような……
精神能力は使ってないのに──
よそ見か?心外だな
!!
いつの間に後ろに!
っ!
距離を…
・・・
✩⋆*॰¨̮⋆。˚
距離を取ろうとしたら床から蔦のような物が伸びてきた
それを避けることは出来ずあっさり捕まってしまった
「植物を操る能力」だ
どうするか?松音
このまま終わりでもいいんだぞ?
精神的に抉ってくる……
(これが無自覚なのがまた怖い)
確かにここから抜け出すのは不可能に近い
けど──
そういうとこだよカラ松兄さん
?
カラ松兄さん!!周り!!
ハッ…(まさか……)
私達の周りには透明の球体がフワフワ浮いていた
!
これに賭ける!
そして私はカラ松兄さんに攻撃するように操った
くっ…!
✩⋆*॰¨̮⋆。˚✩
えっ……
カラ松兄さんの辺りに空洞みたいなものが現れた
その空洞に私のバリアの球体は吸い込まれていった
あぁ……やっぱり上には勝てないのだろうか
「ワープ」だ、間一髪だった
降参です
勝者!カラ松兄さん!!
最初後ろに来た時……瞬間移動で来たように思えなかった
じゃあ全く殺気を無くして近づいた?
そんなことが出来るの?
(「存在を消す能力」、松音もまだまだ甘いな)
今日はありがとう
いい練習試合になったよ
こっちも身体動かせてよかった
またやろうね!松姉さん!
もちろん!
十四松、ボスの部屋まで案内いいか?
あい!
そっか、もう流石に体調平気か
じゃあボスの部屋までレッツゴー!
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
おーわり!
今回は他のブラザーがいなかったな
まぁうん、ごめんね?
戦うの楽しかった!!
楽しんでもらえて何より
オレのコピーの容量多いな
いっぱい持ってんね!
まぁその言葉通り「コピー」だからね
東郷のやつはいつになりそうなんだ?
んー……とりま松音の案内が次で終わるじゃん
そうなんだ!
その後に松音が潜入捜査として東郷とは違う敵マフィアのアジトに潜入する
松音にか!?そんなことさs…
カラ松兄さんどーどー
その後夢主ちゃん来て
どういう風に来るんだ?
それは極秘
早く会いたい!
待ってればすぐだよ
松音には皆の特徴があるのか?
そうだね
チョロ松兄さんは?
知識、頭脳
オレは?
………………(・・;)
?
まさか考えてない…
違う!違うって!
じゃあどーしたの?
あー…そう!カラ松とだけ特別なの!
ほう……そうなのか…
カラ松兄さんすっごいね!
フーンっまぁオレと松音の仲ならな
すげぇ!!
(コイツらホントバカで助かるわ〜)
じゃあ締めよう
そうだな/ね!!
次回!『お願いします』
ここまで!
ご覧頂き!
ありが盗塁王!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。